最近面談をさせていただいたお母さんが、私の顔を見て「どこかで見たことがある」とおっしゃいました。話をしていくと、私が前の塾で教室長をしていたときの生徒のお母さんであることがわかりました。
もう7年くらい前の話です。私がここで塾をしていることは全然知らなかったそうですが、また兄弟を任せてくださることは大変光栄なことです。
他にも、ある子の面談をしていたところ「お兄ちゃんが先生のことを知ってます」とのこと。
その子には歳の離れたお兄ちゃんがいて、そのお兄ちゃんは小学生のころ、そろばんに通っており、そのそろばんに私も通っており、「そろばんに、すごい計算をする人がいる」とお母さんに言っていて、それが私だったようです。だからお母さんも私のことをご存じだったらしい。
そしてそのお兄ちゃんの名前を聞いてびっくり。私もそのお兄ちゃんのことを知っていました。
私は私で、そのお兄ちゃんのことを「この子はめちゃくちゃ頭がいいぞ」と子供ながらに思っていました。私の方が3つ歳が上なので、私の方がそろばんはできましたが、「もし、この子と同い年だったら、僕は負けていたかもしれない」と思っていました。
ただ計算ができるだけでなく、そろばんを通して頭のよさがひしひしと伝わってきていました。
お兄ちゃんと私は小学校は違うし、中学校も被らないし、接点は全くありませんでしたが、私はお兄ちゃんのずば抜けた頭のよさがずっと気になっていて、ことあるごとに「○○君はどの高校にいった?」「どの大学いった?」「どこに就職した?」と後輩に聞いていたのです。
だから私はお兄ちゃんが、どの高校にいって、どの大学にいって、どこに就職していたのか知っていました。
私が予想していた通り、お兄ちゃんは学歴フィルタがバリバリに設定されている超一流企業に就職し、海外で活躍されています。
妹さんがこの塾に何かを感じてきてくれたおかげで、私が一方的な想いが、ちょっとつながった感じがしてうれしかったです(笑)
そうかー、あの子の妹さんかぁ、ということは・・・いやプレッシャーをかけるとかわいそうなのでやめておきます。