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教える側の力量は重要だが、教わる側の力量も、同じように、重要である

テストが始まりました。

この塾の生徒はいい点取って当たり前と思っているので、みなさんお願いします。

私は教える立場でもあり、いろんな先生から教わる立場でもあります。

教わっていて思うのは、

「教える側の力量は重要だが、教わる側の力量も、同じように、重要である」

ということです。

自分を劇的に変えるゴールデンアドバイスをしてもらったとしても、その重要性を認識できなければ、跳ね返してしまいます。

教える人は教わる人のレベルの上からアドバイスをしてくれるから、そのアドバイスの重要性がピンときにくいですし、そもそもそういった類のアドバイスは微妙さを伴いますから、その微妙さを感じ取るセンスがないと、まさに馬の耳に念仏、豚に真珠、猫に小判、になりかねません。

だから、達人は弟子を選ぶのだと思います。センスのない人に教えるのは時間の無駄でしかないから。

私は、先生に「センスのない奴」と見切られないように必死です。

学校の勉強でいったら、わかりやすいのが計算ですかね。

計算を大切にしてるな、そう思った子はこれまででほんの一握りです。でも、「文章問題が苦手」という子はいますが、「計算問題が苦手」って聞いたことありません。計算問題は一見単純で、その微妙さを感じ取りにくいのです。「計算問題が苦手」と自己認識がない以上、計算の仕方のアドバイスをしても「はい、わかりました」とは言うものの、そのまま右から左に流れていくだけになります。

計算の正答率が80%で「計算はできるから、あとは文章問題をできるようにするだけ」と思っている人と、計算の正答率90%で「計算ミスを10%もしている。これでは自信をもってテストを受けることはできない。このミスを減らすためには何が必要なのか」そう思考できる人では天と地ほどの差があり、逆転なんて到底できない、と私は思います。

生徒の中にこのブログを見てくれている子が数名います。いつもありがとう。見てくれているあなたに、何か感じるものがあったらうれしいです。

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