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ねねちゃんのうさぎ 感情を適切に出すことは大事

クレヨンしんちゃんのDVDをぼんやりと見ていたら、しんちゃんのお友達のねねちゃんがうさぎのぬいぐるみを殴るシーンがでてきました。どうやらねねちゃんは、頭にくることがあると、人の目につかないところに一人で行き、ぬいぐるみを取り出しパンチしてストレスを解消しているようです。

ねねちゃんのお母さんは、ねねちゃんのその癖を治したいと思っているみたいですが、私は「それいいじゃん」と見ていて思いました。

ぬいぐるみにパンチするときは一人っきりで誰も見ていない状況でおこないます。だれかがそれを見ていたら「ねねちゃんはかわいい笑顔をしているけど、裏の顔はどす黒いのね」なんて思われるかもしれませんが、一人ならばその心配はありません。

私たちは感情を押し込もうとします。感情を顔に出すのはレベルが低い感じがするので、まずはそれでいいと思いますが、あとからその感情に向き合って処理することは大切だと思います。感情を押し込んでなかったことにするのと感情がでないのは全くの別物です。

相手に何かしらの影響を与えるので、あくまでもねねちゃんみたいに一人でやるか、本当に信頼できる親に感情を吐き出すかくらいがいいのではないでしょうか。

私は人の悪口や愚痴が好きではないので、そういうことを常に口にする人からは距離を置くようにしていますが、一時的な感情の処理としての愚痴ならば聞きます。本当に理不尽で腹が立つことってありますからね。そういうのは吐き出したほうがいいと思いますし、私はそのほうが前向きな感じがします。

私も半年くらい前に、とても頭にくることがあったので、「感情を出すね」と言って、この人なら私に対する見方が変わることはないだろうと思える友人の前で、思っていることを吐き出したことがあります。苦笑いしていましたけど、「そんな風に感情を出すのはありだね」と言っていたし、すっきりしてよかったと思います。

やっぱり、一人でぬいぐるみウサギにパンチはおすすめですね。

最終的には感情がでない仙人の領域に達するのが理想ですが、そこにたどり着く道は険しそうなので、感情を適切に処理しつつ、緩やかに感情進化をしていこうというのが今の私の考えです。

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