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親は頼りないくらいがいい

最近子供が、私がしなきゃいけないことについて、私に確認をとったり、念を押すようになりました。

学校のことに結構てきとうなので、この父親に任せていたら危ないと思ったのかもしれません。人に頼るのではなく自立して考えられるようになってうれしいです。

こうしてみると、親は頼りないくらいの方がいいかもしれません。

親が頼りにならないと、このままでは自分が恥をかく、と危機感が生まれて自分で動こうとします。ご飯が用意されていたらそれを食べるだけですが、誰をご飯を作ってくれなければ、自分で料理するなり、コンビニに弁当を買いに行ったり自分で判断してなんらかの行動を取ります。

このことは勉強にも言えることで、出来る親ほど子供の欠点や何が足りないのかに気づいて、ここができていないからこの勉強をしなさい、これを改善するにはこう勉強するといいなどと口にしたくなりますが、それをぐっとこらえて(これが本当に大変なのですが)、見守るということも必要かもしれません。(もしくは解決方法を考えさせる)

子供はバナナを踏んで転んで膝小僧を擦りむいて痛い思いをすれば、次はバナナがあったら避けようと思うようになります。

親が中学、高校、大学、社会人とずっとそばにいて、バナナを取り除く役目ができるならばいいとは思いますが、そんなことはできません。そう考えると親の役目は、目の前のバナナを取り除くことではなく、自分でバナナを除ける子を育てることだと言えるかもしれません。

はじめはしっかりした親にならなきゃと思っていましたが、今はこのままてきとうな親でいいやと思っています。学校の先生に怒られたくなければ、親に頼るのではなく自分で動けと教えていこうと思います。

塾でも、これまではこちらが色々と指示を出していましたが、これからはもっと自分の頭で考えつつ、勉強を進めていけるようにスタイルチェンジを図っています。「この子たち、中学生のうちは塾で面倒見られるから大丈夫だけど、高校にいってからもテストうまくやれるかなあ・・・」というのが開校してからの心配事だったので。

うまく機能するようになるには3カ月は必要かなと見積もっています。

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