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豊橋からのお客様

先月、豊橋の中学にお子さんが通っている方が、この塾を見つけて訪ねてきてくださいました。

以前にも、豊橋の、私のよく知らない遠いところから来てくださった方がいて、「来るのに1時間以上かかった」とそのときはおっしゃっていましたが、どうやってここを知ったのでしょうね。普通なら存在を知ることすら難しいでしょうに。

 

私はこの塾を見つけて、遠くから大きな時間コストを払ってまで来て下さることが本当にうれしく思います。

まずは、この塾の価値を見出してくださったこと。

この塾はいいと思って、遠くでも通わせるメリットがありそうだ、と判断してくださったことがうれしい。わかってくださるお客様は私にとって貴重な同志です。

 

そして、「教育」を重視していらっしゃること。

私は、教育をとても重視しています。人生が大きく左右されるから。私の場合は教育といっても、現段階では自分の子供に対するものより、自分に対する教育欲が断然強いですが、これは、まずは子供にあれこれ言うより、教える側の自分のレベルを上げなければいけないと思っているからです。

だから私とは若干のずれがあるかもしれませんが、教育を重視していることには変わりありません。価値観が一緒であることがうれしいです。これも同志を見つけた感覚です。

 

 

ただ、お話しをさせていただいていて、これは注意しないといけないな、と思ったことがあります。それは、来てくださったお母さんが「先生はいい人」という趣旨の発言をされたのです。私はいわゆるいい人ではないと思います。かなり自分勝手で独善的ですし。だから、そういう印象を与えるのはよくありません。

それに私はまだ心のなかで「いい人と思われたい」という気持ちは多少あって、「いい人だね」と言われたり、思われたりするといい人になろうとしてしまいます。でも私にとってはいい人であることより、自分らしく、自分の信念に沿った生き方をする方が大事。

 

これからはブログでも「ばか あほ どじ まぬけ」くらいの言葉は使っていこうかなあ。普段は少し使っているんですよ。でも基本的に否定的な言葉は好きではなくて、言う分にはまだいいのですが、文字に残すのは少し抵抗感があります。たぶんこれまでの記事でも「嫌い」って言葉でさえほとんど書いていないと思います。「好きじゃない」って書いている。ブログで「嫌い」って書くときは自分の感情をあえて強く出したいと思ったときです。

でも「ばか」という粗雑な言葉は、人間の低次な感情を刺激するからスパイスになっていいかもしれません。私たちは大人になるにつれ、高尚であろうとするけれど、低次な感情、欲求は持ち合わせているものです。

 

 

なんだかよく分からなくなってきましたが、私は遠いところで、この塾を執念で見つけて、はるばる訪ねてきてくださったことがうれしかったです。

お母さんのような方に出会うと、「やっぱりこの仕事はやめられない!」と思います。ありがとうございました!

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