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ジムの山田さん 年下に敬語を使える人になりたい

8月に痛めた肩は未だ完治しません。痛みは小さくなっていますが、まだ痛むのです。これ、治るのかな?

でももうこれ以上、怪我が治るのを待っていられないので、筋トレを再開しました。重りをかなり下げて痛みが感じないくらいの重さでやっています。

ところで、私はジムで運動する際には必ず本を携帯しています。本は好きなのですが、ただ本を読むためだけに時間を取るのが嫌で、ジムで運動しているときや、子供を外で遊ばせているときに、ここぞとばかり本を読んでいます。

ジムではバイクをこぎながら読んで、筋トレの合間に読んで、ベンチに腰掛けて休憩しているときに読んで、をしているのですが、あるときベンチで本を読んでいたら、「すみません」と声をかけられました。お歳は70歳くらいの方で面識はありません。

話を伺うと、その方は山田さんといい、本が好きで、毎日ジムで本を読んでいる私をみて興味を持ち声をかけてくださったそうです。

そこから本についていろいろ話をしたのですが、山田さんは私に対して敬語を使うのです。会話の中で何か違和感を感じていたのですが、その正体は敬語だとわかりました。これぐらい歳の離れた方に敬語を使われることがないので、むずむずとこそばゆい感じがしたのです。

敬語なんか使わないでいいですよ、と心の中で思いつつ、でも年下それもずっと離れた年下に敬語を使える方って素敵だなと感じました。

私も山田さんを見習って、自分よりも年下に敬語の使えるおじさん、おじいちゃんになろうと思います。

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