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中毒を避ける

プロ野球の大スターだった清原さんが逮捕されてしまいました。私はあまり好きな選手ではなかったですが、あれほど偉大な記録を残した選手が逮捕されるのは大きな衝撃でした。

犯罪ということをおいて考えると、覚せい剤を使うとどんな感覚になるんかなーという興味はありますが、再犯率からも中毒性がかなり高いことがうかがえるので、覚醒剤の使用が犯罪でなかったとしても私は使わないと思います。

 

私は今まで生きてきた中で、自分なりのルール、考え方などの心の在り方ができてきていますが、その中の一つに、

 

中毒を忌避する

 

というものがあります。中毒性の高いものはすべてビジネス化されていますから、完全に中毒から逃れられるわけではありませんが、中毒性はないか、と常に警戒しています。(「中毒性はないか」と疑う中毒になっています。)

なぜかというと、中毒になると自分の意識コントロールを失ってしまうからです。これが私は嫌なのです。自分は使ったことがないのでわかりませんが、覚醒剤を使うと、使っちゃダメと思っても使ってしまうのでしょう。やめたい意志があっても、それに抗うことができない。それがいやだなーと思います。

 

だから、私は基本的にお酒を飲みません。アルコールを摂取すると楽しく幸せな気分になるのでいいのですが、あくまでもみんながいる場で飲酒するだけで、家で一人で晩酌にビール1杯!、とやったことはありません。まあでもそれをやらないのは、中毒が怖いというよりもアルコールで判断能力が下がるから、という理由が大きいかもしれません。アルコールを摂取すると本を読んだり、文書いたりする作業に支障がでますから。

 

タバコもやりません。においも好きじゃありませんし。

 

コーヒーは毎日は飲みません。大学の頃、1時間立ち話をしている間に缶コーヒーを5本買って飲んでいる友達がいました。「なんでそんなにコーヒー飲むの?」と聞いたら「自然にお金いれてボタンを押しちゃうんだ」といっていました。家の冷蔵庫にも常にコーヒーのペットボトルが入っていました。こうなりたくないなー、と思うので、飲むにしても日をあけます。

ちなみにここ1か月はまったくコーヒーを飲んでいません。個人差はあると思いますが、私はコーヒーを飲むといろいろと体が反応するので、思うところもあり、コーヒーを飲まないことにしました。1年間はコーヒーを飲まずに自分の身体を観察するつもりです。

 

パチンコはやりません。パチンコで働いていたことがあり、「勝ってお金を儲けたい」というのではなくてただ単に「パチンコをやっていないと禁断症状がでてしまう」というお客さんをたくさんみてきました。見ていて怖かった。だからやりません。

 

(あくまで、私はこういう価値観です、といっているだけであり、「他の人もこうあるべし!」などとは全く考えていません。「しない」選択肢は人生を味気ないものにする見方だってできるわけですから)

 

他にも意識していることはありますし、自分が中毒にかかっていると認識していることもたくさんあります(例えば、2度寝(笑)。生徒に「せんせー、2度寝は治りましたか?」と聞かれるのですが、治っていないんですよ。でも、最近は寝るのが3時過ぎになっているので、疲労回復のためにあえて2度寝をしているんです!と正当化してみる。)。

 

 

あと20歳過ぎてから、あ、これ怖い、と思ったのが、異性中毒です。よくあるケースなのかわかりませんが、私はこれまで数回遭遇しており、問題の深さ、怖さを知りました。

惚れ込んだ相手がとても素敵で、それに引き上げられる形で自分のレベルも上がっていくのであればいいのですが、たいていのケースではその逆で、どんどんだらしなく、みじめに、堕ちていく。

 

覚醒剤の怖さに「覚醒剤のことが第一になる」というのをテレビで見ました。それと同じで「彼氏(彼女)のことが第一」になってしまいます。これまでいろいろなことに耳を傾けてくれた友達も「彼氏(彼女)が第一」という志向が最上位概念に埋め込まれてしまうので(洗脳みたいなものです)、その概念に反することは受け入れてもらえなくなります。

客観的にみていると、これはよくないんじゃないかということも、本人がそれでいいというのであればいいのですが、自分の子供がこうなってしまうのはいやです。これから備えていこうと思います。ストーカーも異性中毒の一種ですよね。そう考えるとより闇の深さを感じます。

 

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