私は好奇心は旺盛な方だとは思いますが、一方頑固な性格も持ち合わせていて、「いや」と決めつけたものはその領域になかなか足を踏み入れようとしません。だから、多くの人が経験しているようなことも、経験したことがないことがいくつかあります。これからは積極的に経験していこうとは思っています。
公営ギャンブルはそのうちの一つです。競馬、競輪、競艇などはやったことがありません。公営ではないですが、パチンコは1000円くらいやったことがあります。
そこでふと思い立って、蒲郡競艇にいってきました。私の社会経験と我が子の教育にいいと思ったからです。ギャンブルは子供によくないと考えている方もいるかもしれませんが、私はその逆でとてもいい教育の場であると考えました。競艇を通して、
・勝ったとき、負けたとき、心の揺れ
・リスク管理
・複利
こういったことを伝えたいと思いました。学校の勉強より役立つことです。
でも、実際は何も教えられませんでした・・・。私が競艇に素人すぎて、仕組みを理解するのに精一杯でした。案内のお姉さんや、そのへんのおっちゃんを捕まえてどうやって舟券をかったらいいのかなどを教えてもらったりして、基礎知識を学ぶのに精一杯でした。素人のために船の運転手さん(?)の見方、モーターなどいろいろ説明してくれようとしてくれましたが、情報が多すぎると逆にわけがわからなくなるので、「あ、モーターの説明はもう大丈夫です!」とお断りしました。「モーターは大事ですよ?」と言われたのですが、そうなんですか??
競艇ってどうやったら勝てるのだろう??たくさん券を購入して、より確率が機能するようにして、期待値で投下資金を上回るようにしていけばいいのかなあとぼんやり思っていました。
はじめての競艇でびっくりしたのが、予想してくれる人がいるってこと!うさんくさ~って思いました(笑)。だって、本当にすごい的中率だったら、競艇場で予想屋として働いていないですからね。自分で舟券勝った方が儲かるでしょ。私ならそうします。
他に驚いたのが、銀行のATMがありました・・・。これはさすがにだめでしょ・・・。中にはギャンブル中毒の人もいるだろうに、その人を破滅の道に追い込もうとしている・・・。ギャンブルとATMは最悪(店側としては最強)の組み合わせだと思います。
レースの結果は、私は勝ちました。、子供の指示で買った舟券は負けでした。子どもは数字だけみて好きな数字を選んでいました。で、若手を選ぶんですよね。若手はだめだって(笑)まだ経験が少ないから。ほんとは若い人がだめかどうかなんて知らないですよ。
競艇は倍率があって、掛け算の勉強にもいいとおもったのですが、全然勉強にならず。大人の私ですらピンときていないですし、子供はもちろん何にもわかっていません。もう少しおおきくなってからいこうかなあ。
そういえば、今、小さいころ父に連れられてパチンコにいったことを思いだしました。父のひざにちょこんとすわってハンドルをまわした記憶があります。店員に「あんまりお子さんにやらせないでくださいね」と言われたのを覚えています。500円を数枚いれて、「パチンコなんてこんなもんだ。お金がどんどん吸い込まれていく。じゃ、帰るか」と数分で帰りました。
私がパチンコをやりたいと思わないのは、この幼少期の経験が関係しているでしょう。