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ちょろいと思ったら勝ち

自分の殻を破ろうとするとき、一番大切なのはそれが「ちょろいと思えるかどうか」だと思います。

テストで50番以内の順位を取ることが、ちょろいぜ、と思えたらそれは実現するだろうし、自分には難しいなと思ったら達成は難しいです。

とはいえ、100番の子が1位取るぜ、と思ったところでその実現は簡単ではありません。なぜなら、すぐに「そんなの不可能だ」という心の声が聞こえてきて、打ち消してしまうからです。

だから、現在10番、20番を取ってる子は1ケタを取るにはそんなに時間がかからないですが(もうそこまでの距離が見えていて、ちょろいぜ、いけるぜ、と心の底から思えるから)、ちょうど真ん中くらいの子は1ケタを取ろうと思ったら、私のこれまでの経験だと1年くらいは必要かなと思います。まれに一気に目的地に到達してしまう子がいますが、基本的には少しずつ順位を上げて、心が変わって、1年かけて5番をとる、というイメージです。(もちろん、誰もが100番から5番になれるわけではないと思いますが)

自分には無理だ、という自己催眠は相当に強烈ですから、いかにしてその催眠を解いて心を作り変えるかというところが、私たちの仕事だと思っています。

で、昨日ですが、息子があるものを作りたいから、材料を買ってくれと頼んできました。アマゾンで必要なものをみてみると、トータルで5万円を超えてしまいました。さすがに5万円の出費は厳しいなあと思って、その旨を伝えると、

「え?何言ってるのパパ。5万円なんて大したお金じゃないよ。だって無量大数と比べたら5万なんてすごく小さいでしょ。」

と言われました。
(※ちなみに、無量大数とは、10を64乗したものです。億は10の8乗です。)

確かにその通りです。もし1無量大数円と比べたら5万円なんて0円みたいなものです。5万円なんてちょろいという感覚は私にはなかったので、目からうろこでした。このまま、万なんてちょろいと考える大人になってもらいたいと思います。

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