アオハライドが終わった今、私は「キングダム」というマンガを毎週楽しみにしています。
よくある、戦国時代の国を統一していく過程が描かれた、わかりやすいマンガです。5年くらいまえに友達に勧められて以来、それを見ることが生きる楽しみの一つとなっています。
毎週木曜日、キングダムを読むことを楽しみにしているのですが、今日コンビニで立ち読みしていたら、不覚にも泣いてしまいました(汗)昔から涙もろいですが、歳を経るごとに涙線がゆるくなっていくのを感じます・・・
話の流れはですね、
隣の国を攻略するために、大役をAさんがまかされました。Aさんは武力も知力も際立つものではない。
他のメンバーが「そんな大役をAさんに任せて大丈夫か」と言う。
隊長は「ばかか。お前は。この仕事はAさんが最適なんだ。」「この仕事で一番必要なのは責任感だ。Aさんが一番責任感がある。Aさん、任せたぞ」
Aさんは隊長の気持ちに応えるべく奮闘する。
という感じ。文字にしてみると何ら面白いところはありませんが、マンガで見たときはかなり胸にきました。
私は仕事をするうえで、責任感や誠実さ、そういったところに重きをおいています。授業がうまいとか、新規入会者をどんどん呼び込むとか、そういったところは二の次です。責任感をもって誠実に仕事を出来る人に私は惹かれます。
2カ月くらい前、生徒に「眞田先生とB先生は全然タイプが違って性格も違うのに、どうしてB先生と一緒にやろうとしたの?」と言われました。そんな質問しないでよ、と笑ってしまいましたが、まあ中学生でも2人が近いタイプではないことはすぐわかる事だろうと思います。
その答えはB先生には責任感があるからです。生徒とした約束は絶対に覚えていて、破ることはないし、生徒に対して誰よりもまじめに向き合っている。頑張ろうとする子にはとことん付き合う。塾の先生って私のようなてきとうな先生は結構いますが、B先生レベルの誠実な先生はなかなかいません。そこが一番の魅力だったのです。
マンガをみてジーンときてしまったのは、マンガのAさんとB先生の頑張り具合がかぶったからかもしれません。本当にいつも生徒のため、塾のために尽くしてくれて、毎日感謝することばかりです。この塾の生徒はもちろんですが、誰よりも一番私がB先生に助けられています。