私はお茶が好きで、けっこう飲んでいるのですが、
この塾の生徒のご両親でお茶を作っていらっしゃる方がいて、お茶をいただくことがあり、飲んでみてびっくり。
めちゃくちゃおいしいのです。
「ダバダ~ ダ~ダ ダバダ~ダバダ~」
と口ずさみたくなるおいしさです。
おいしさの感動を味わうと同時に、「今まで自分が飲んでいたお茶はいったい何だったんだ」という気持ちが出てきました。
「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉がありますが、これは貨幣の話であって、貨幣以外では、「本物は偽物を駆逐する」のではないかと思ったのです。
本物を知ってしまうと、偽物がわかるようになります。そしてポイントはこれは意識せずとも自然にわかってしまうこと。判別は自発的に行われるものなのです。ご飯をお店に食べに行っても、一口入れたら、いい悪いの判断が心の中でされてしまいます。
で、これは指導者も一緒だと思いました。
いい指導者に出会ったら、これまでの指導者がいかにだめだったのかがわかってしまうのですよね。「あいつ、全然だめだったなあ」そういう感情がでてくるのは自発なので仕方ありません。
生徒にだめな烙印を押されないように、もっともっと自分を研ぎ澄ませていこう、そんなことをお茶を飲んで思ったのでした。