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1対1の授業をして思うこと

冬期講習は1対1の授業でした。

1対1だと対話をしながらできますから、深く理解するところまでいけますし、解いている様子をみていれば、止まったところやペンの動きなどから何を理解して、何を理解していないかが分かりますから、適切なアドバイスをすることができます。

だから自分で言うのも何ですが、有意義な授業ができているなと思いながら授業をしていました 笑

しかし、それならすべてが1対1の授業だったらいいかというと、私はそうは思いません。

私は1対1で、1回2時間 週5回の授業をしたら、全員とはいいませんがかなりの子の順位を、けっこうな上げ幅で上げられると思います。

まあこちらが常に生徒を観察して理解度をはかり、次はどんなことをしていけばいいのか指示していくので、それらを生徒自身がおこなうよりは精度は高いはずですから、そう考えると成績は上がっていくのも不思議ではありません。

でもそれで成績が上がって、それは喜べることでしょうか。大事なところのすべてを私が担って、指示されたことだけをやって成績が上がってもそれはいいことなのでしょうか。

私はそれがいいことだと思わない。私が指示した通りに動く機械のようなことをしていい点数がとれたとしてもそれは次につながりません。大切なことは、自分の頭で考えながら、トライ&エラーを繰り返し自分なりの成功法則を確立することだと考えています。

どうせ算数なんか大人になったらほとんどの人が使わないですから。算数ができることそれ自体よりも、できない算数をできるようにする過程で培った力のほうが大切です。

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