私は生徒が帰った後、ゴミ箱を見ます。そしてそこにプリントなどが入っていたら、それをみてどんな勉強をしていたのか、どのレベルに達しているのかということを確認させてもらっています。
人が書いたものにはたくさんの情報があって、それを見るだけで、生徒の思考、理解度などがわかったりします。
今日もよさそうな獲物を見つけたので、じっくり見てみると、そこには私が指示した通りのやり方で勉強していた痕跡がありました。
その紙を捨てた本人とは、前回上がったには上がったのですがもう少し順位を上げたいということで、次はこうやって勉強していこうねと話し合っていたのです。私の言うことを実直に守ってくれていて、こういうのを目にすると、今回のテストで成果がでているといいなあと思わずにはいられません。
今日はテスト前でしたが、生徒と長い時間話をしてしまいました。
何を話したかは到底こんなところにかけるものではありませんが、話をきいて色々と思うことがありました。
私は、生徒には、「こんな塾に入ってくれてありがとう」という気持ちがまずあります。できたばかりで、評判もなくどんなところかわからない、そんなところに勇気を振り絞ってきてくれた子がいたからこそ、今があります。
だから、「この塾に入ってよかった」そう思ってもらいたいし、そう思ってもらえるサービスを提供していかなければならないと思っています。
塾として出来ることは勉強のお手伝いをすることくらいですが、塾として出来るレベルをあげていこう、そう思った次第です。