息子がどこで知ったのか知りませんが、「3Dペンがほしい」とおねだりしてきました。
私は息子に言われるまで3Dペンなるものを知らなかったのですが、立体的なものが作れる(描ける?)ペンのようです。
こんな感じのもの。
3Dプリンターは有名なのでしっていましたが、3Dペンは知りませんでした。こんなのあるんですね。
これがあったら作りたいものがたくさんできるらしく、息子はほしいほしいと毎日作りたいものの設計図を描いて、3Dペンに恋い焦がれているようでした。
私は創作することは大いに賛成なので(自分にはこの能力がかけているので、子供には大いに伸ばしてほしいと思っている)、買うことには何ら異論はなかったのですが、あまりにも欲しがるので「じゃあプリント(たくさん)が終わったら、前向きに検討する」と条件付けをすることにしました。
そしたら、黙々とやっていました。外に出かけて遊んでいても、「もう帰ろうよ」と言うのです。理由は「プリントやりたいから」です。家に帰ってものすごい集中力を発揮して次から次へと処理していきます。いつもは難しくてできないとか言っているのに。
前向きに検討するといっただけで、買うとはいってないのですが、これでまたじらすのはかわいそうなので買うことにしました。
ペンを買うのはいいのですが、あと10年くらいの間で、期待をコントロールすることを覚えてほしいと思います。以前にもブログで書きましたが、期待が大きいと踊らされてしまいます。正常な判断ができなくなる。
その期待の成就が第三者にゆだねられている場合は特に注意しなくてはなりません。支配権を相手に譲り渡すことになるから。実際息子は私の思い通りに動かされて、プリントやる羽目になっています。私がその気になったら、もっといろいろ思い通りに動かせたと思います。
こんなペンに踊らされていて大丈夫かな、将来美人風の女にうまく手のひらで転がされないかな、と少し不安に思いました。
期待に踊らされてはいけません。息子さん、頼みますよ。「期待に踊らされるべからず」これは眞田家家訓に入れておくことにしよう。
家訓はまだ作ってないんですけど、そのうち本当に作るつもりです。100条は余裕で超えるだろう・・・