庭で育てているメロン君が、熱い熱い太陽エネルギーとたくさんの雨をもらって元気に成長中です。
メロン君はもともとカーマにいたのですが、葉っぱは、「そんなんで光合成ができるんかいな!」と突っ込みたくなるくらい黄色に近い黄緑色で、ところどころ枯れていて、全体的にしなしなで、淋しく売れ残っていました。
カーマもメロン君のことをお荷物に感じていたのでしょう。定価から値引きされ、「さっさとどっかにいっておくれ」と言わんばかりでした。
「このメロン君は家につれていっても無駄かもしれないな」そう思ったのですが、ダメもとで庭に植えてみました。
そしたらだんだんメロン君に生気がよみがえってきて、力強い緑色の葉や茎を広げ始めました。今はもう濃い緑色です。弱弱しい黄緑色ではありません。
いい環境を提供してあげれば、本来持つ生きる強さが発揮されて、放っておいても勝手に育っていくものです。
この塾もメロン君が成長しているように、自由に、圧迫感を感じることなく、伸びやかに、その子が持つ本来の力が発揮されるような塾でありたいと思います。